日経新聞夕刊で連載されていた山田詠美さんの小説「つみびと」が、25日、最終回を迎えましたね。育児放棄による子供の死を題材にした小説。実際に起きた事件をモデルにした作品のようです。
母から子へ、そのまた子供へと続いてしまった不幸の連鎖。子供の頃に受けた傷や、抱えてしまった歪み……それらときちんと向き合い、消化していかないと、結果として大きな不幸を招いてしまう、ということなのでしょうか。「虐待の連鎖」みたいな考え方を安易に受け入れるつもりはないのですが……ただ、虐待や育児放棄が子供の心に大きな傷を残すことは事実であり、その虐待から子供を救済する方法については、もっと考えていかないといけないことなのだと思います。
……その他、個人的にいろいろ思うところはあるのですが、ちょっと考えがまとまらないので、感想はこの辺で。
「96時間/リベンジ」
テレビ放映されたものを視聴。前作で主人公に殺された犯罪者たちの身内が、復讐者として彼とその家族の命を狙ってくる……というお話。
テンポよく進んでいくアクション映画。ほどよい緊張感が最後まで維持されているのがいいですね。主人公のプロフェッショナルらしい振る舞いも格好いい。復讐者たちの身勝手な理屈には、見ていて腹が立ったりもしました。
いいアクション映画でした。
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「ちはやふる−上の句−」
テレビ放映されたものを視聴。競技カルタを題材にした作品。
青春映画らしい熱さと爽やかさがあって、最後まで大変楽しめました。ちょっと癖のある登場キャラクターたちのコミカルなやり取りが見ていて楽しく……若者らしい苦しみや悩みには、自分も昔のことを思い出してしまったりもして……自然と、登場キャラみんなを応援したくなってきますね。
競技カルタのシーンも迫力があって良かったです。ほんとに「戦い」といった感じ。自分が知らなかった世界を見せてくれるのも、こういった作品の良いところだなぁと思ったりもしました。