久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

感想まとめて

 今月読んだコミックの感想をまとめて。

ながされて藍蘭島 10 (ガンガンコミックス)

ながされて藍蘭島 10 (ガンガンコミックス)

 ついに十巻、巻数が二桁に。
 少年誌らしいお色気とともに、女の子たちがドタバタ大騒ぎしているのが非常に楽しかったりします。でもさすがにキャラが多すぎて、一冊の中で出番の多いキャラと少ないキャラが出てきてしまっていますね。仕方のないことではありますが。


ARIA(10) (BLADE COMICS)

ARIA(10) (BLADE COMICS)

ARIA THE ANIMATION パーフェクトガイドブック

ARIA THE ANIMATION パーフェクトガイドブック

ARIA The NATURAL パーフェクトガイドブック

ARIA The NATURAL パーフェクトガイドブック

 こちらも巻数が二桁に。そして祝、OVA化。ということで、積ん読だったガイド本も読みました。ドラマCDは大分前に聞いたんですけどね。
 十巻では、アリスちゃんの出番が多かったのは嬉しいところ。アリスちゃん絡みのお話は好きなのが多いですが、この巻収録のものもやっぱり好きですね。アリシアさんとアリスちゃんという、珍しい組み合わせの「課外授業」はお気に入りの一編。
 シングルの新キャラ*1が登場したお話では、意外にも灯里が凄腕だということが分かったり。三大妖精の愛弟子たちは、腕もやっぱりしっかりしていたようで。今後、プリマへの昇格試験のお話もやるんでしょうか? プリマになっちゃうと、お話の雰囲気も変わりそうな気がしてしまいますが。
 パーフェクトガイドの方では、アニメオリキャラのアイちゃんのショートエピソードが一編ずつ。アイちゃんはコミック本編にも出して欲しいなぁ、と思ったり。OVAの方には出番あるんでしょうかね?


ドージンワーク (3) (まんがタイムKRコミックス)

ドージンワーク (3) (まんがタイムKRコミックス)

 アニメ化が決定している「ドージンワーク」の第三巻。同人ネタというより、変な同人作家ネタの四コマなわけですが、これをアニメにするのって難しい気がするのですが。下ネタ多いですしね……。


 コミック版完結。二巻完結は、最近のPCゲーム原作コミックの中では、かなり早い方ですね。
 あとがきを見ると、ギリギリまで二巻完結か決まらなかったようで。顔出し程度の出番しかなかったキャラは、三巻まで伸びたときに使おうと思って出したんでしょうか? それでも、まったく出番のないキャラもいるのですが。原作ゲームのヒロイン数一五人は、やっぱり多すぎかと。
 そういえば、原作のゲームは全然手をつけてないのですが……一応、インストールはしてあるんですけどね……。


 一迅社アンソロ新刊三冊。昔と比べると、好きな作家さんが大分減ってしまったなぁ、という感じです。商業誌で忙しくなってしまった作家さんもいるので、仕方ないんでしょうけど。
 内村かなめさんと祥寺はるかさん*2が変わらず参加されているのは嬉しい。最近では、あきもと大さん*3の作品がお気に入りです。
 それにしても……桜はすっかり黒キャラ扱いですね。なんか哀れだ……。


孤独のグルメ (扶桑社文庫)

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

 よく覗いているコミック・アニメ感想サイトで紹介されていたので、買ってみました。
 主人公が街の定食屋などに入り、ただものを食べるだけのお話なのですが……これは確かに面白いですね。店を探し、料理を注文して、食べ、店を出る。その中で、主人公が自分の行動や周りの様子にいちいち思考を巡らし、色々考えているのですが、それが面白い。帯の文句ではないですが、ものを食べることがほんとに小さなドラマになっている感じで。一冊完結なんでしょうか? 続編があったら読みたいです。
 あと余談ですが……あとがき代わりのエッセイには、すごく共感してしまいました。入ったことのない飲食店というのは、確かに最初、とても入りづらいと思います。
 ファストフードやフランチャイズ系のお店、立ち食いなんかは、なんというか、コンビニと同じ感覚で気軽に入れるのですが。言い方は悪いですけど、それらのお店は機械的な印象があって、店員も過度に意識しないですむので。でも普通の定食屋やラーメン屋というのは、どうにも入りづらいです。コワイというか、店の向こうの店主にまで変に意識がいってしまい、気を遣ってしまうからでしょうか。入ったら最後、好みのお店でなくてもなにか食べなくちゃいけない、なんて考えてしまいますし。ほんと、野武士のようになれたらと、そう思ってしまいます。


ぼく、オタリーマン。

ぼく、オタリーマン。

 ちょっと前に話題になっていた本ですが、少し立ち読みしてみたら面白かったので、買ってしまいました。
 オタクネタは少なめで、どちらかというと、コミュニケーション下手な理系サラリーマンの日常といった感じ。人付き合いが下手な人とか、内気な人は、「ああ、あるある」と思うネタが多いです。あと、非モテの人も共感しやすいかと。
 体型ネタは、痩せている自分にとっては完全に他人事でしたが。「デブ穴」って本当にあくものなんでしょうか? 「デブ穴」……初めて聞いた単語です。
 一番共感できたネタは、「ぼくと寝不足」でした。ほんと、寝ることぐらい、器用にできればいいのに……。


コイネコ 3 (サンデーGXコミックス)

コイネコ 3 (サンデーGXコミックス)

 ワカバまでシンタを好きな素振りを見せ始めたり、第三の猫娘が出てきたりの第三巻。その他はいつも通りのラブコメで。
 動物はあまり好きではないので、猫の良さとかそれ系のネタはよく分からなかったりするのですが。イカを食べると、ほんとに猫ってお腹を壊すものなんでしょうか?

*1:今回のみのゲストキャラかもしれませんけど。

*2:共に「MELTY BLOOD」に掲載

*3:Fate/hollow ataraxia」に掲載