８月分感想

真月譚 月姫(5) (電撃コミックス)

　ロア編が本格的に始まる前の小休止というか、インターバルというか、そんな感じの第５巻。
　前半では志貴が昔のことを思い出し始めたり、ちょっと琥珀さんに不穏な気配が窺えたり。
　後半はアルクとデートしたり、吸血衝動の描写があったり。
　ロアの格好から考えると、遠野ルートも混ぜた展開になりそうなので、今後を純粋に期待したいと思います。

月姫コミックアンソロジー 24 (DNAメディアコミックス)

　内村かなめさんの描く秋葉がかわいすぎてどうしようかと。あと、磨伸映一郎さんのネタのいじり方は相変わらずすごいなと思いました。

ダーリンはアキバ系

　あるアニメ・コミック感想サイトで紹介されていたので、読んでみました。
　一応一般の人から見た、オタク紹介マンガ、でしょうか。ただ、あくまで著者の旦那さんとその周りの方々を見ていたらこうだった、というだけなので、これを読んでオタクはみんなこうなんだと思われたらそれはちょっと困るかなぁ、とも思いました。エッセイ・コミックとして面白くするために、誇張している箇所は当然あるでしょうし。
　気になったことをちょっと言うと、フィギュアやポスターなどのグッズ類に興味のないオタク*1は大勢いますし、コスプレやメイド喫茶を嫌っているオタク*2というのも珍しくありませんので。
　オタクの目から見ると、共感できるネタはあまりなかったのは、この本がそれだけ一般の人向け、ということなのでしょうかね？　オタクとして共感するネタが読みたかったら、普通の４コママンガですけど、「らき☆すた」や「辣韮の皮」を読んだ方が楽しめると思います。

夕日ロマンス(Flex Comix)

　弟大好きな変態お姉さんが、色々妄想膨らませたり暴走したりしているお話。一応ラブコメ？　どちらかというと、ダメな人たちの観察マンガという気もします。
　いつもなんかだるそうにしている弟もいいキャラしてますね。お姉さんのクラスメートとか、後に出てくる腹違いの妹なども。キャラ数が多いので、一巻では描ききれてないところもありますが。２巻も出して欲しいところです。

ぴよぷーカレー番長 (ふぁんふぁんシリーズ)

　オリジナルカレーレシピマンガ、といった感じでしょうか。結構大雑把に描かれているので、料理未経験者にはつらいかも。いえ、私のことですが。このマンガを参考にする前に、まずは普通のカレーを作れるようにならないといけませんね。

かんなぎ (3) (REX COMICS)

「カラオケ戦士マイク貴子」が最高でした。あと「オママン」も。相変わらずすごいセンスです。
　ピンナップのコラボ相手は樋上いたるさん。４巻は誰だろう？
　本編の方は、微妙にシリアスな展開に。

鋼の錬金術師 17 (ガンガンコミックス (0744))

　アームストロング少将が格好良すぎます。レイブン中将を「老害」と言って切り捨てたところなど、痺れました。この少将のもとでなら、確かに結束力も強くなるよなぁ、と思えます。
　ブリッグズの軍人たちは頼れる味方になってくれそうですが……未だにホムンクルスたちの真の目的は分かりませんし、ホーエンハイムはなんか怪しいことしてますし……どうなることやら。

ながされて藍蘭島があるず・がいど―Guide book

　人気投票結果とあわせてのキャラ紹介に、コミック番外編が一本。番外編は、本編開始前の一エピソードで、すずとお母さんの、ちょっといい話、みたいな。もっとドタバタした話の方が好みですが、これはこれで。

ドージンワーク (4) (限定版) (まんがタイムKRコミックス)

ドージンワーク 4 (まんがタイムKRコミックス)

　同人誌作家のマンガというよりも、どんどんダメな人たちのマンガという感じに……なじみが本当にダメな人になって……。
　ジャスティスはナイスガイですが変態ですし……このマンガの良心はソーラだけですね。朱に交われば……にならなければいいのですが。

*1:私もそうですが。たまに食玩を買う程度で。

*2:蛇蝎のごとく嫌っている人もいたりします。