小説版「ぼくらの」第2巻。アナザー地球でのオリジナルストーリーですが、しっかり「ぼくらの」の世界設定や雰囲気、テーマを理解した上で書かれているので、非常に面白いです。
2巻は、ワク、チズ、キリエのお話で、コミック版とは違った展開が語られているのですが……状況や過程が変わっていたら、彼らのお話はこうなっていたんだろうなと、そう納得できる作りです。名前だけ借りてきた別人にはなっていませんので、安心して読めます。キリエ編の展開は、コミック版よりも納得度高いかもしれません。
原作ファンにも安心してお薦めできる小説版だと思いました。
- 作者: 大樹連司,鬼頭莫宏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/07/18
- メディア: 文庫
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……3巻も早く読みたいところですが、個人的な課題図書があるので、その後に。