久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「漢文の話」吉川幸次郎

 積本消化。学生の頃、勉強の助けにと思って買ったものなのですが……いったい何年積んでたんでしょうね。
 内容は初心者向けの漢文入門書。と言っても文法の解説書ではなく、漢文の特徴や読むための心得、漢文の文章の種類等について書かれたものです。
「読書百遍、意自のずから通ず」で、見慣れない漢字や文法を過度に恐れてはならない……というのが、まず最初の心得らしいのですが。なかなか難しいですよね。一度苦手意識を持ってしまうと、どうしても拒否反応が先に起きてしまいますから。
 私も割りと漢文は苦手な方でした。漢文のリズムは好きだったんですけどね。

漢文の話 (ちくま文庫)

漢文の話 (ちくま文庫)