久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「ぼくらの」8巻

 アンコ編、そしてカンジ編終了。
 ぼくらの仲間も減り、本当に終盤戦に入った感じですね。空っぽのイスが寂しい。
 アンコ編は小説版の方が印象的だったかな。ジアース命名と絡めたエピソードだったので、余計そう感じるのでしょうけど。それでも、今までどちらかといえば軽めのキャラとして描かれていたアンコが、静かに語る最後は良かったです。
 カンジ編は素直に良かった。作戦中、関さんが歌を口ずさむところが特に。作戦の内容と、歌の歌詞と、その意味がうまく重なっていて、ほんとに。
 で……次巻への引きは凶悪。予想はしていたし、小説版と同じなので驚きは少ないのですが、それでも、ねぇ……。

ぼくらの 8 (IKKI COMIX)

ぼくらの 8 (IKKI COMIX)