かつて未来同盟を結んでいた4th来須圭悟との対決を描いた第5巻。
いつもの駆け引きやどんでん返しみたいなものはあまりなくて、結構真っ直ぐなお話という印象を受けました。由乃もいつもよりは大人しい感じです。自分の記憶を改竄したりと、病んでいる描写はちゃんとありましたけれど。
この巻の雪輝は、へたれながらもちゃんと主人公らしく決断をしていますね。由乃との関係も深まって……でもそのために、どんどん悪い方向に進んでいる気もします。幸せな描写の合間に挟まれる、不穏な気配が怖い。
次の巻より、今流行のヤンデレの怖さが更に描かれていきそうですね。
- 作者: えすのサカエ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: コミック
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