「オルフィーナSAGA」５巻

　クライマックス前の前哨戦といった感じの第５巻。懐かしのキャラの活躍が嬉しかったり、端役の死に方が悲惨で悲しかったり。シェタッフガルトは相変わらず強いというか、ほんとに最強キャラですね。
　クライマックス前で設定も一気に明らかになりましたが、「ヱデンズボゥイ」同様、SF色も強いですね。というか、ファンタジーのような舞台の裏側は完全にSFの世界。ちょっと唐突に思うところもありますが、ファンタジー設定とSF設定を上手く使っていると思います。
　懐かしのキャラも含めて仲間が集い、いよいよ最後の対決に赴こうとするところで、次巻に続く。次で完結だそうですが……本当に終わるんでしょうか？　無理せず、もう１、２冊続けてもらっても構わないのですが。長く続いてきたお話なのですし、無理してまとめるようなことになったら、ちょっと悲しいですしね。

オルフィーナSAGA (5) (角川コミックス ドラゴンJr. 78-15)