新作特別編が載っているので、新装版を購入。久住昌之さん、谷口ジローさん、川上弘美さんの鼎談も掲載されています。
主人公の独白、脳内でのつぶやきやぼやきがやっぱり面白いです。この、その日の食事を選ぶまでの思考や、モノを食べているときの感想って、自分でも無意識のうちに思っていることで、そういったものをうまく拾い上げているのが、「孤独のグルメ」の楽しさなのかなぁと思ったりしました。石神井公園でカレー丼食べたときの「うん! これこれ!」「…って、なにが「これ」なんだろう…」とか、ああこういうこと自分でも思うなぁと思わされます。コンビニでいろいろ惣菜を買っているときの流れとか、その後の失敗なんかもありそうで。というか、自分でも確実にやってますね。
特別編も短いながら、やっぱり面白い。病院食というのは意外でしたが、特別編らしくていいと思いました。
でも、改めて一冊で終わりというのは寂しいというか、もったいないというか。不定期掲載でも、またどこかで新作が読みたいですね。
- 作者: 久住昌之,谷口ジロー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2008/04/22
- メディア: コミック
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