政治ネタに弱いところがあるので、勉強として読んでみました。2007年度サントリー学芸賞(政治・経済部門)受賞。新書ですが内容はかなり硬めなので、政治について疎い人が読むとちょっと厳しいかもしれません……私自身のことですが。
日本の戦前からの政治システムの流れや、諸外国の政治の解説もされていて、一通り知識を仕入れておきたい、という方にも良い本だと思います。その上で、日本の政治システムの問題を考えるための良い題材になると思います。でも先に書きましたが、ある程度の用語を理解していないと、読んでも理解しづらい本ではあります。
- 作者: 飯尾潤
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 新書
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余談ですが……私の周りには割りと、陰謀論を簡単に信じてしまう人が多かったりするので、その手の人たちに抵抗できるぐらいの知識は仕入れておかないとなぁと、思ったりも。信じちゃった方が楽かな、なんて思うときもあったりしますが。