久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「セラフィック・フェザー」10巻

 月面の軌道エレベーターを舞台に、人類の命運をかけての最後の戦い。地球を守ろうとするものと、地球を破壊しようとするものとの死闘なわけですが……迫力はありましたが、アペプやハリハ、マザーの超能力バトルはやっぱり大味な印象。どちらかといえば私的な理由で戦っているマザクとA、二人の武器を使った戦闘の方が個人的には好みでした。剣と銃がぶつかりあうところは、ベタですが燃えます。マザクさんの剣は、仕掛けというか機能がほんと面白いですね。
 軌道エレベーター内のレールガンという設定も燃えました。レンの退場シーンも。レンは良いキャラでした。
 で、クライマックスの大仕掛けが発動したところで、11巻へ続きます。いよいよ完結。