マチ編。契約したウシロとマチの二人が、死んでいった仲間の家族のもとを訪ね歩いていき、そして……あってもおかしくない展開なのに、まるで予想していませんでした。でも読み終えてみれば、これしかないと思わされます。
遺族のもとを巡って会話を交わしていくのは、「ぼくらの」らしい流れ。タイトルの由来というか、込められているものも改めて明かされますが、その辺の描写が秀逸です*1。あとマチの描写が良いです。今回マチが非常に魅力的に描かれてますね。最後の方の見開きとか。あわせてコエムシも、隠されていたものを出してきた感じで良。
伏線が消化され、遺族のもとを巡る展開で今までの物語も振り返られ、本当に完結が近づいてきましたね。あと2冊ぐらい?
- 作者: 鬼頭莫宏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/01/30
- メディア: コミック
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