昔「RPGマガジン」に連載されていたクトゥルフ神話コミック。懐かしいなぁと思いつつ。
有能な「本持ち」の魔術師の少年、天野と、ドジっ娘で無知故に真理に近い位置にいる（？）少女、栃草の二人が、学園内の怪異と対決するというような内容。中心となる敵対者は、本に食われてしまった元クラスメート。
前半は結構描きなおされているようですね。連載時よりも天野の性格はきつくなっているような？ 栃草が神智科に編入した際のやり取りが好きだったので、そこは少し残念。
クトゥルフものとしては狂気が足りない気もしますが、オカルトものとしては良い雰囲気で楽しめます。語られるオカルトの知識や、魔術の反動の描写とかも良い感じでした。
- 作者: 槻城ゆう子
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2002/12
- メディア: コミック
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