放っておけない問題なので、地道に情報収集中。調べれば調べるほど、頭が痛くなってきてしまいますが。
本当は、「児童を守る」ことや「青少年の健全育成」という目的に対して、「フィクションを規制する」という手段に意味はあるのか、ということを議論しなければいけないはずなのですが……既に「フィクションを規制する」という手段が目的になってしまっているわけで。いったいどうすればいいのでしょう?
結局規制派は、実際の児童を守りたいわけではなく、自分たちが勝手に作り上げた「健全な青少年」像を守りたいだけなんでしょうね*1。
それにしても、送られてきた意見の9割が反対だったらしいのに、よりひどい形で改正案を作るというのもすごいですが。あまりに反対意見が多いので、逆に意固地になってしまったんでしょうか?
いろいろ考えないといけませんね。
参考になりそうなサイトを、幾つか。
水紋鏡〜呪詛粘着倶楽部〜 2010年2月28日
チラシの裏(3週目)
カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記 2010年2月26日
保坂展人のどこどこ日記 「児童ポルノ禁止法改正案」と「冷静な議論」の行方は
同人誌のサークルや、即売会の主催者に対して厳しい意見もありますね。実際、危機意識が足りないと言われても仕方のない点も多いかと。大きいサークルさんや即売会主催者、書店等は対策もしていますけれど、全体に広げていくのは難しいんでしょうね……。
ずっと情報を収集し、活動を続けて下さっている方々には頭が下がる思いです。
*1:程度の差はあれ、「青少年の健全育成」というものには、理想像の強制がつきまとうものですが。