明治から現在までの日本の経済の流れを振り返り、現状の問題点と今後の展望を語った本。
経済史については平易な書き方でわかりやすく、勉強になると思います。ただ、ときどき著者の歴史観等、脇道に逸れるような意見が書かれているのが気になりました。また、後半、少子化や雇用の問題について触れているところでは、現状への批判が強い割りに、改善策について具体性が欠けているようなところがあって、そこが物足りなくもありました。
- 作者: 伊藤修
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: 新書
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