録画しておいたものを視聴。原作を読んだのは大分前のこと。それでも最後のくだりはよく覚えています。
ファンタジー作品というのは、鑑賞者の心の状態によって評価がすごく別れてしまうものだと思っています。感性にあって心にぴたりとはまる人もいれば、まるでぴんとこない人もいる。最初読んだときは理解できなくても、置かれた状況や年齢が変わったことで、ぴたりとはまる瞬間がきてしまうこともあり、また逆に、昔は感動したのに、歳をとってから読むとぴんとこなくなってしまうこともある。本作も、多分そういうファンタジーなのだと思います。
で、今の私にとって本作は……おぼろげながら理解できるけれど、心にちゃんとはまってくれない。そんな感じがしてしまいました。不登校になってしまった少女の、田舎での祖母との暮らし。ある種の魂の再生と解放。描こうとしているものは、なんとなくわかる気もするのですが……。
なんか、原作をもう一度読んでみたくなりました。今読むと、どんな感想を抱くんでしょうか……。
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