久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「世紀末オカルト学院」最終話

アニメノチカラ」3作品目完結。
 胡散臭いオカルトネタから、魔法対決の超展開。そして最後は、過去と対峙して未来を変えるという、お約束ながら熱い最終話。オカルトホラーコメディとして、いろいろ突っ込みながら笑って見られるアニメでしたね。
 ノストラダムスの大予言キャトルミューティレーション等のUFOネタ、エクトプラズムや交霊術……80年代のオカルトブームを知っている人には、懐かしい単語が満載なのも楽しかったです。OPの映像もネタの宝庫で。小学生の頃、心霊写真等のオカルト本を学校に持ってくる子、多かったなぁなんて思い出したりも。*1
 ネタの豊富な楽しい作品でした。

世紀末 オカルト学院 1 【完全生産限定版】 [DVD]

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 なんの告知もありませんが、「アニメノチカラ」はこれで終わりなんでしょうか? 批判も多いようですが、私は3作品とも楽しめましたし、オリジナルアニメとしてきちんとしたものを作られたなぁと思っていたので、これで企画終了は残念。というか、「アニメノチカラ」を批判することがもう一つネタになってしまっているような気も。「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」も「閃光のナイトレイド」も、もちろん欠点はありますが、悪い作品ではなかったと思うのですが……。

*1:ケイブンシャの大百科でしたっけ? ほんとにたくさん発売されてましたよね、心霊写真本。