完結。最後は学園祭の準備と当日を中心に、裕人、春香、椎菜の三角関係、擦れ違いと恋の決着が描かれています。原作未読ですが、コミックは丁度良いところでキレイに幕を閉じた、といった感じですね。その後の二人や周りのキャラの様子を描写するエピローグが欲しかった気もしますが。そこがちょっと物足りない。
個人的に美夏が一番お気に入りのキャラなのですが……椎菜と違って、恋の舞台にも上がれなかった、上がることを許されない立場になってしまった美夏が一番切ないなぁと思ったりも。まだ半分無自覚の気持ちを、勝負する前に自分で整理する羽目に陥ってしまったわけですから。
コミックとして楽しかったので、もうちょっと番外編を読みたい気持ちもあります。「電撃萌王」のアンケートハガキでリクエストすれば、描いてもらえますかね?
- 作者: 深山靖宙,五十嵐雄策
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/09/27
- メディア: コミック
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