久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

今日もこのネタですみません

 都の青少年健全育成条例改正案がどうなるか、その最終的な結果が出るのも近いので、今日もこのネタで少し。体調不良であまり余裕がないので、他の記事の紹介が中心になってしまいますが。

山本弘のSF秘密基地BLOG「タイムリミットが迫る!」
サブカル自由主義「東京都青少年条例、付帯決議では「引き分け」」
北へ。の国から「完全敗北;都条例、付帯決議のみで可決へ」
表現規制について少しだけ考えてみる(仮)「【都条例】反対派は落ち込んでる暇なんて無いですよ!」

 個人的に、一つ忘れて欲しくないなと思うことは……芸術でもサブカルでも、創作活動は常に規制や弾圧との戦いでもあったということです。今は芸術や文学と評価されている多くの作品も、発表当時は不健全不道徳と言われて批判されていましたし、漫画やゲームに対しての罵詈雑言はずっと昔から続いてきているもの。作者が捕まったり漫画が燃やされていた時代はそう遠い昔のことではなく、今現在も検閲や焚書が行われている国もあります。
 創作者はずっとそういった規制や弾圧と戦ってきているわけですから、これから創作者になろうとする若い人も、今回のことで絶望したりせず、先人を見習い強い意志を持って、創作者になることを目指して欲しいと思います。
 私ももちろん、まだまだ力の足りない点も多いですが、これからも一作一作作品を形にしていこうと思っています。
 あと、最低限選挙には行きましょうね。私の周りでも、政治批判をする割に選挙には行かないというお年寄りが多いですが、今の若い人はそうなってはいけませんよ。今回の件で、「政治について意見なんて言っても無駄じゃないか」と思ってしまう若い人が増えそうなのも、ちょっと心配だったりします……。