最終巻。戦いの終わりと後日談。少年誌らしい、前向きな大団円の最終巻でした。長めのエピローグに浸れるのは、今まで築き上げてきた物語があってこそですね。登場人物たちのその後の姿に感無量です。等価交換の法則に対して出した答えも、王道ながら少年誌らしい良いものでした。
人と人の関わりや、大人と子供の関係等が丁寧に描かれていた印象がありましたが、表紙カバーの著者メッセージを読んで納得。
組織や仕事というものに対しての描写も丁寧でしたね。大人の姿がちゃんと描かれていた作品だったとも思います。
純粋に活劇アクションも楽しめましたし、ほんとに良い少年漫画でした。
- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2010/11/22
- メディア: コミック
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