昨年末改正された、東京都青少年健全育成条例のパンフレットが、東京都のWebサイトに掲載されましたね。
一応目を通しましたが……今までの細かい回答等をまとめなおしたような内容で、特に新しい情報はないような感じでした。きちんとした形でまとめられ、発表されたことには意味があるのかもしれませんけど。
今回発表されたパンフレットに書かれている通り、慎重且つ適切に条例が守られるのならば問題ないのですけどね。改正案が可決されるまでの過程を見てきたせいか、どうしても不信感が拭えませんが。不健全指定された図書について、著者や出版社が異議を申し立てられるような仕組みも整えて欲しいとも思います。冤罪の問題もそうですが、異議の申し立てや名誉信用の回復が、現在はとても困難なように思えるので。
それにしても……改めて読んでみても、今回の改正で不健全指定されるような悪質な性描写のコミックというものが、今一つ想像できないのですが。ひどいものはもとから成年指定になっていますし。BLや女性向けの作品はチェックしていないため、そちらについては私は無知なのですが……女性向けの方はどうなんでしょう?
インターネットの利用や悪質なジュニアアイドル誌等の問題についての、保護者の責務に関してはむしろ賛成寄り。もちろん、過剰な規制に発展しないよう注意していく必要はありますけれどね。