久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「生きる」

 録画しておいたものを視聴。黒澤明監督作品。
 市役所で市民課長を務め、無気力なままお役所仕事を続けていた主人公が、自分が胃癌であることを知ったことで、自分の今までの人生に疑問をもち、最後に生きた証を残そうとするというお話。
七人の侍」よりも前の作品で、かなり古い映画ですが、まるで古さを感じず、退屈もせずに楽しめました。名作と呼ばれるのもわかりますね。
 自分の余命がわずかであることを知り、自分の今までの人生はなんだったのか、そしてこれからどうすればいいのかもわからなくなってしまう主人公の姿が胸を打ちます。若い恋人を作ったと勘違いされ、癌であることを打ち明けることもできずに息子に責められたときの主人公の表情とか、なんとも言えない気持ちになりますね。
 私もあまり丈夫ではないので、ちょっといろいろ考えさせられたりもしました。

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 黒澤明監督作品で見ていない映画がまだまだあるので、少しずつ見ていきたいですね。