久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「Another」3巻

 綾辻行人さんのホラーミステリー、コミック版第3巻。
 鳴と一緒に「いないもの」として扱われる恒一。だがそのおまじないも効果はなく、悲劇は続いていく。そんな中、災厄が途中で止まった年があることを恒一たちは知るのだが……。
「いないもの」として扱われることを理不尽に思いながらも、災厄が始まったことについて罪悪感を覚える恒一や、悲劇が続き精神的に追い詰められていく赤沢さんの気持ちがよく伝わってきますね。
 物語のクライマックスとなる合宿が始まったところで、4巻に続く……。