録画しておいたものを視聴。
宇宙から飛来したウィルスによる人類侵略。主人公は自分も感染してしまいながらも、ウィルスの発症に抵抗し、仲間を増やそうとする感染者から逃げながら、自分の息子を救おうとするのだが……。
割と早い段階でウィルスの存在が明かされてしまうので、徐々に感染者が増えていく恐怖、姿は同じでも中身の違う人間たちに取り囲まれていく不気味さ、そういったものはあまり感じられませんでしたね。
怪物から逃げる類の典型的なSFホラー、といった感じになっていましたが……主人公とその子供、母子の絆ばかりが強調されていて、主人公の精神科医という設定が生かされていないのも残念。主人公が心理学や精神医学の方面から状況を把握していく、感染者を見分け抵抗していく……そういった展開にした方が面白かったのではないかな、と思ったりもしました。
争いあってばかりいる人類と、人間らしさを失った感染者たちによる秩序と平和……その対比もちょっと直接的すぎて、今一です。
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