ということで、同人仲間と見てきた劇場版後編。映画用に新しいシーンや演出を加えてはいますが、内容はテレビ版の後半そっくりそのまま、といった感じでしたね。新たなシーンや演出のせいで、却ってテレビ版の密度が薄れてしまい、ちょっと間延びしてしまっているように感じられたところがあったのは残念に思えました。それでも、名シーンの素晴らしさが減じたわけではありませんでしたけれどね。さやかと杏子の最後や、ほむらが自分の思いをまどかに告げるシーン等は、何度見てもつい涙ぐんでしまいます。最後のクライマックスのシーン、まどかが魔法少女になり、そしてアルティメットまどかの姿になるまでの流れを、劇場の大画面で堪能できたのも良かったです。
劇場版前編後編を今回見て、改めて面白いアニメ作品であり、とてもきれいにまとめられた物語だと思いましたが……その続編である新編は、どのような作品になるのでしょうね? あくまでファンサービス的なお話になるのか、それとも更にこの先の何かを見せてくれるのか……期待して劇場公開を待ちたいと思います。