和風伝奇コミック、最終巻。
なるしまゆりさんの長編作品は、最後が割とあっさりとしている気がするのですが……「鉄壱智」最終巻は、クライマックスらしい派手な展開だったように思います。鉄壱智、朔ら彦、夜長彦が並ぶところなども、ほんとクライマックスらしい感じ。それでも、派手な対決よりも、登場人物の心情描写の方に重きを置いているところは、やっぱりなるしまゆりさんらしいですね。登場人物のその後の姿をしっかりと描くところも。
人と「神」について……ちょっとぴんとこないところもあったので、1巻から改めて読み直してみたいですね。
鉄壱智 10 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: なるしまゆり
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2012/10/25
- メディア: コミック
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