久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/諸諸感想・レビュー等

「セブン・イヤーズ・イン・チベット」

 テレビ放映されたものを視聴。
 オーストリアの登山家ハインリヒ・ハラーの自伝をもとにした映画。第二次世界大戦の頃、捕虜として捕らえられていたインドから逃亡し、チベットへと辿り着いたハラー。そこで彼は、まだ少年のダライ・ラマに謁見することになるのだが……。
 チベットまでの過酷な逃亡の旅、辿り着いたチベットでの生活、そしてダライ・ラマとの交流によって、傲慢で自分勝手だったハラーが自分を見つめ直していく姿が描かれていますが……少年らしい溌剌さと、指導者としての聡明さを併せ持つダライ・ラマの方が印象深かったですね。ハラーを前にしたときの年相応の少年らしい振る舞い、中国の将軍を前にしたときの落ち着いた態度、それにハラーを諭すときの確かな宗教指導者に相応しい言動。
 映画として誇張されて描かれているところもあるのでしょうが……チベットの問題について、改めていろいろ考えさせられもしますね。

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