久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「ROBOTICS;NOTES」最終話

「ROBOTICS;NOTES」完結。アニメの正義のロボットを模して作られたロボ部の巨大ロボットが、実際に世界を救うことになる……という物語だったわけですが、どうも展開に説得力が欠けているというか、伏線が上手く働いていないようなところがあって、今一つ最後が盛り上がらなかったように思えます。前半の「君島レポート」を回収していく展開も、あまり盛り上がらないというか、ちょっと面白く思えるところがなくて……前半の積み重ねが弱いので、終盤真相が明かされても、あまり驚けませんでした。
 ロボ部としての活動を描いているところの方が、個人的には楽しめました。主人公とヒロイン、二人の関係の描き方も好きです。