久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「勇午 台湾編」4巻

 台湾編完結。台湾独立を巡る物語。
 この台湾編は、勇午個人と関係のある人物がキーパーソンとなっているお話でしたね。終盤、勇午が田卓林に呼びかけるところは、今までの勇午にはあまりなかった行動で……それが、勇午と卓林の繋がりの深さを表しているようにも思いました。
 勇午の交渉の物語は、結局人情のお話なのだなぁと思ったりも。

勇午 台湾編(4) (KCデラックス イブニング)

勇午 台湾編(4) (KCデラックス イブニング)

 日本よりも海外を舞台にしたときのお話の方が、個人的にはやっぱり好きですね。今でも一番お気に入りのエピソードは、ロシア編です。