久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「X−MEN ファイナルディシジョン」

 テレビ放映されたものを視聴。映画「X−MEN」の一応完結編。
 最終章ということで、大勢のキャラクターのエピソード、因縁やその決着を描いているわけですが……全体的に描写が浅く、どのキャラも印象がとても弱いものになってしまったような気がしてしまいました。ダイジェストっぽくなってしまっているというか。あるキャラの死の描き方もひどく唐突でしたし、新しく登場したキャラクターたちもあまり見せ場がありませんでしたし……クライマックスの盛り上がりも今一つでした。
 最終章としては、ちょっと残念なところの多い作品になってしまっていたように思います。「X−MEN」には非常に大勢の人気キャラクターがいるので、お話を作るのも難しいのでしょうけどね。