久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「とある科学の超電磁砲S」最終話

超電磁砲」第2期最終回。
 前半は「妹達(シスターズ)編」で、後半はアニメオリジナルのお話だったみたいですね。
「妹達(シスターズ)編」は非常に丁寧に描かれていて、美琴の葛藤や心情がよく伝わってきました。能力バトルも迫力があって良かったです。
 後半は前半と比べると、ちょっと駆け足気味の展開だったような……敵キャラも描写不足のせいか、あまり魅力が感じられず、そのためクライマックスの盛り上がりも今一つに思えてしまいました。一人でいろいろ抱え込んでいた美琴が、ちゃんと友人や仲間を頼るようになっていく展開は良かったと思います。
 美琴たち四人のやり取り、彼女たちの関係はすごく好きなので、原作コミックに続きがあるのなら、そちらもまたアニメ化して欲しいですね。