久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「シャドウ・ホームステイ」水口敬文

 両親を亡くし一人暮らしをしている少年のもとに、ある夜謎の少女が突然現れて……という感じで始まる物語。家族を亡くし孤独感を抱えている少年と、最初は言葉も理解できず赤ん坊同然だった少女の関係が描かれていくお話でした。
 終盤の展開はちょっと急すぎるような……敵となるような存在は出さなかった方がよかったのでは、と思ったりも。

シャドウ・ホームステイ (一迅社文庫 み 2-2)

シャドウ・ホームステイ (一迅社文庫 み 2-2)