久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

好きだったシステムのこと

 テーブルトークRPG思い出話。自分が好きだったシステムのこととか。
 個人的に一番思い入れがあるのは、やっぱり最初に遊んだ「トンネルズ&トロールズ」ですね。オリジナルの世界設定やハウスルール等いろいろ作りましたし、その世界を舞台にした小説を考えたこともあります。誰にも見せたことはありませんが、シナリオの冒頭に書いた導入ストーリーが、私が初めて書いた小説になりますね。「ハイパー・トンネルズ&トロールズ」も含めると、多分一番プレイ回数は多いと思います。簡単で豪快なシステム、武器やモンスターの豊富さ、独特のユーモア等、魅力の多いゲームだったと思います。

 ファンタジー以外で個人的に好きだったシステムの一つが、「クトゥルフの呼び声」でした。私はルールブックを持っていなくて、GMはたいてい友人が務めていたのですが。ホラーゲームとしてとてもよく出来ていて、クトゥルフ神話以外のオリジナルホラーのシナリオで遊ぶことも多かったです。ルールブックを持っていた友人のマスタリングがとても上手く、彼の作るシナリオが秀逸だったことも覚えています。その友人が作ったシナリオを借りて、私が別の友人たち相手にGMをやったことがあったのですが、そのときのゲームも好評でしたし。ホラーシナリオを遊ぶのに一番適しているシステムだと思います。

クトゥルフの呼び声

クトゥルフの呼び声

天羅万象」は、「RPGマガジン」にコミックが掲載されたときから好きでした。時代劇とサイバーパンクを融合したような世界設定が魅力的。ドラマチックな展開を演出できるシステムも、とてもバランスよく作られていたと思います。でも好きな割に、遊んだ回数はすごく少ないんですよね。プレイヤーとしては、ルールブック発売前に、コンベンションで遊ばせてもらった1回だけで。GMとして遊んだのも、大学の頃、友人相手に2回やっただけです。合計3回だけなんですよね。その3回とも、とても楽しいゲームだったので、「天羅万象」には良い思い出だけがありますね。またプレイしてみたいと思ったりもしますが……。

天羅万象ビジュアルブック

天羅万象ビジュアルブック