久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/諸諸感想・レビュー等

「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」第1巻

 フス戦争を題材にした作品。
 カトリック派の兵士たちによって村を蹂躙され、一人生き残った少女シャールカ。フス派の兵隊に拾われた彼女は、悩みながらも、銃「笛(ピーシュチャラ)」を手にとって戦うことになるのだが……。
 戦争の悲惨さ、暴力のおぞましさが容赦なく描かれている作品でした。女性にも子供にもほんとにまるで容赦はなく……むしろ弱いものから犠牲になっていくのが戦争なんですよね。
 コミカルなシーンも多く、コミックとして面白く読める作品ですが……暴力描写も多いので、苦手な人もいそうですね。
 巻末にはその時代についての解説と、ほのぼのとした4コマも掲載されています。本編の展開が悲惨なので、4コマには癒やされますね。