「傷物語３冷血篇」 - 久道進の日記帳

　２月１７日、池袋HUMAXシネマズの最後の回を見てきました。
「傷物語」完結編。最後だけあって見せ場となるシーンもあり、切なさや遣り切れなさを感じさせるエンディングはすごく私好みのもので……全三章の中で一番楽しめました。「物語シリーズ」全体の中でも、個人的には上位に入るお気に入りとなりました。
　キスショットを助けたことによる罪が暦に突きつけられるシーンとか、吸血鬼同士の悲惨で凄惨な戦いとか……半ばギャグのようで、でもしっかり残酷さが伝わってくる演出も良かったと思います。この独特の演出は、やっぱり「物語シリーズ」の魅力の一つですね。
　あと、羽川さんのあのシーンは素晴らしい出来でしたが……劇場で見ると、ちょっと気まずいですね。女性客が結構多かったので、余計に……。
　公開まで長い時間がかかった作品ですが……最後まで見ると、待ったかいがあったと思わせてくれる作品だったようにも思います。
　改めて、「鉄血篇」から見直したくなったりもしますね。