久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「アルゴ」

 テレビ放映されたものを視聴。
 1979年、イランの反米デモ隊によってアメリカ大使館は占拠され、職員は人質となってしまう。その直前に大使館を脱出し、カナダ大使の公邸に匿われることになった六人の職員を救出するため、CIAのトニー・メンデスは架空の映画企画を宣伝し、六人を映画スタッフと偽って出国させる作戦をたてるのだが……という内容。これが実際にあった出来事を元にしているというのですから、なんかすごいですよね……。
 終盤は緊迫感があり、最後まで気が抜けない感じでした。映画として面白い作品になっているとは思いますけれど……でも現実の国際政治のことを考えると、いろいろ思うところもあって……素直に楽しめたとも言いづらい感じがしますね……。