久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

8月19日に

 8月19日、友人たちとのゲーム会。
 まずは、友人のGMによる「THE SKELETONS」。プレイヤーは、遺跡のガーディアンであるスケルトンとなり、物語の中で己の記憶を取り戻していくことになる……というゲームです。ダイスやカードによる判定はなく、GMとプレイヤーの語りや演出によってシナリオが進行していくことになります。だからといって、もちろん好き勝手に喋ればいいというわけではなく……キャラクターシートに書かれている、自分が取り戻していくべき記憶や、きっかけとなり得るアイテムなどが、自分のプレイの指針となるわけです。他のプレイヤーの意見や演出等も取り入れながら、自分のキャラクターを演じ、物語の展開にあわせて記憶の空欄を埋め、キャラクターシートを完成させていく……その過程が独特で面白いゲームでした。ロールプレイ重視のゲームの、ある種の究極の形を体験したようにも思いましたね。難しいゲームではありましたが、面白かったです。
 次に……私が現在制作中のサメ映画カードゲーム「サメギオン!」のテストプレイ。前回は四人でしたが、今回は集まった五人でプレイ。四人のときと違い、待ち時間が長くなり、手持ち無沙汰な様子のプレイヤーがでてしまったりもして……五人で遊ぶのはちょっと難しいという結論に。四人が限度ですね。また、カードをちゃんときっておかないと、ゲームバランスが一気に崩れてしまう感じに。サメ映画のバカバカしい雰囲気は伝わっているようで、それは良かったです。
 最後に……「ザ・ゲーム(第2版)」をみんなで。協力型のカードゲーム。昇順の二列と降順の二列に、「2」から「99」のカードを置いていき……手札と山札をすべて列に置くことができればプレイヤーの完全勝利、9枚以下なら普通の勝利、10枚以上ならプレイヤー達の敗北となる、というゲームです。簡単そうに思えて、やってみると非常に難しいゲーム。2回プレイして、2回とも敗北してしまいました。負けてしまいましたが……とても面白かったです。評判が良いのも頷けるゲームでした。

ザ・ゲーム第2版 完全日本語版

ザ・ゲーム第2版 完全日本語版