久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」

 12月17日、友人たちと新宿で見てきました。「スター・ウォーズ」最新作。一応、ネタバレありの感想になります。
 ルークと出会ったレイの話と、ファースト・オーダーの軍に追われるレイアたちの話が平行して描かれていくわけですが……銀河全体のお話というよりも、すごく狭い世界の局地戦みたいな雰囲気になっているように思いました。今までの作品と比べると、お話の規模が小さい感じというか。友人も言っていましたが、それぞれの軍の影響力、支配地域や力関係もちょっと分かりづらい感じがしたり。
 お話自体はテンポよく進んでいき、派手なアクションシーンや、戦闘機のドッグファイトもあるので、娯楽作品としては非常に楽しい作品になっていました。サブタイトルから、すごく暗い雰囲気のお話になるのだろうなと、いろいろ想像したりもしていたのですが……予想に反して、希望を感じさせるお話になっていました。
 子供の頃、初期三部作を楽しんだ思い出があるので……新しい世代へと移り変わっていく様子には、何とも言えない思いが……自分も歳をとったなぁなんて思ってしまいます。
 来年は、ハン・ソロの過去を描く「スター・ウォーズ・ストーリー」が公開される予定らしいので、新三部作の最終作公開は再来年ぐらいでしょうか。どんな結末が描かれるのか、今から楽しみです。「ローグ・ワン」が非常に面白かったので、ハン・ソロのお話も楽しみですけどね。