一応なるべくぼかして書きますが……ネタバレ多めの感想になりますので、未見の方はご注意下さい。
4月22日、同人仲間と新宿で見てきました。スピルバーグ監督の最新作。大勢の人間が現実からVRネットゲーム「オアシス」の世界へ逃避するようになってしまった未来。大企業に搾取され、苦しむ人々まで生まれてしまった世界で、「オアシス」の継承権を巡るゲームに参加することになった少年の戦いと再生の物語。
70年代から90年代半ば頃までのオタク・ポップカルチャーのネタ満載の娯楽大作で、画面を見ているだけでも楽しい映画でした。日本のアニメや特撮のキャラクターに見せ場が多いのも嬉しく、映画のパロディネタも面白い。
ゲームの裏技的攻略とか、1コインのおまけとか、家庭用ゲーム機やゲームセンターで遊んだ思い出がある人なら、にやりとできるネタも楽しい。
そして……私が作ったものを楽しんでくれてありがとう、という最後のメッセージは、娯楽作を作り続けてきたスピルバーグ監督ご自身の感謝の言葉でもあるのだろうなぁと、そう思いました。私はアマチュアですが、一応小説を書き続けている身なので、すごく共感してしまうというか……ほんとに胸を打つものがありました。
30代後半以降の方……若い頃、家庭用ゲーム機やゲームセンターのゲーム、それにアメリカのホラー映画等に親しんできた人なら、きっと楽しめる作品だと思います。是非、劇場で。
- 作者: アーネスト・クライン,toi8,池田真紀子
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2014/05/17
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (35件) を見る
- 作者: アーネスト・クライン,toi8,池田真紀子
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2014/05/17
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (28件) を見る
原作小説も読んでみたくなりますね。映画では使えなかったネタを確認してみたいです。