久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「スカイライン−奪還−」

 先日、新宿で見てきました。「スカイライン−征服−」の続編です。
 人類が抵抗らしい抵抗もできないまま、宇宙からの来訪者によって蹂躙されていく絶望が描かれていた前作とは違い……本作は主人公たちがしっかり敵と戦っていく、派手なSFアクションになっていましたね。それでも、凶悪な敵によって仲間が失われていく――それもひどく残酷な方法で――展開と描写は、前作の絶望感や恐怖感をしっかり引き継いでいるかのように思えました。
 前作の最後に残された小さな希望が、本作の主人公たちの大きな助けになっていく展開は良かったと思います。誰がいつ死んでもおかしくない緊張感を最後まで感じられたのも、アクション映画として良かった点ですね。
 R15+作品で、残酷な描写もかなり多いため、苦手な人もいるかとは思いますが……王道の侵略SFが好きな人なら、楽しめるのではないでしょうか。個人的にはすごく楽しめました。

スカイラインー征服ー Blu-ray

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 前作の絶望的な雰囲気も結構好き。