久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「劇場版 幼女戦記」

 2月11日、友人たちと新宿で見てきました。「幼女戦記」の新作劇場版。

 第一次世界大戦の時とよく似た異世界に、女の子として転生させられてしまった現代日本の男性。神を信じない男は、自分を異世界に送り込んだ存在を「存在X」と呼び……幼女の姿のまま部隊を指揮し、過酷な戦争を戦っていくことになるのだが……というお話。

 優秀な指揮官となってしまった主人公の戦いぶりが痛快に思えるときもあり……不遜な彼が足下をすくわれ、より悲惨な戦場で戦う羽目になる展開が面白い。

 魔導師たちの空戦シーンは迫力があって、それだけでも、劇場で見て良かったと思えました。

 ちょっと悪趣味な、ブラックジョークのような作品で……癖の強い主人公に感情移入はできなくても、彼がどうなっていくのか、続きが気になってしまう作品ですね。

 原作はまだ続いているみたいですし……また、アニメの新作を作ってもらえたら嬉しいですね。

 

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 テレビシリーズの方も、ちょっと見返したくなりますね。