久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「バンブルビー」

 先日、シネマサンシャイン池袋で見てきました。

トランスフォーマー」シリーズのスピンオフ的作品。他のオートボットよりも先に地球にやってきたバンブルビーと、地球の少女の交流の物語。トランスフォーマーの戦いのお話ですが……それ以上に、孤独感に苛まれていた少女の成長と、家族の再生を描いたお話になっていました。

 少女によって修理され、助けられたバンブルビー。声が出せない分、表情の変化が豊かなバンブルビーは愛嬌たっぷりでユニーク。こういったメカの描写が、アメリカの作品は本当に上手いですよね。喋ることはできないのに、本当に感情豊かに描かれています。

 バンブルビーとの交流によって笑顔が増え、自立していく少女の成長が丁寧に描かれているのも好印象。クライマックスのアクションシーンは迫力たっぷりで、最後まで楽しめました。

 良い娯楽作品だったと思います。

 過去の「トランスフォーマー」シリーズも見たくなってきますね。私は二作目までしか見ていないので……いずれ、残りもちゃんと見たいと思います。