久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「スパイダーマン:ホームカミング」

 テレビ放映されたものを視聴。「アベンジャーズ」を中心とした、「マーベル・シネマティック・ユニバース」の中の一作。

 トニー・スターク(アイアンマン)にヒーローとしてスカウトされたものの、大きな事件に関わらせてもらえるわけではなく、「親愛なる隣人」として町の人助けしかできないことに不満を抱えるピーター・パーカー(スパイダーマン)。何とか自分の力を認めてもらいたいと思っている彼は、宇宙からの技術を利用した道具・兵器を犯罪者に売っている一味と遭遇するのだが……というお話。

 ピーター・パーカーの若者らしい未熟さと、そこからの成長が丁寧に描かれている作品でした。悪党との対決だけでなく、恋や学校行事に忙しく……自分の正体がばれないよう四苦八苦する様は、ティーンエイジャーのヒーローらしくて良いですね。

 スピーディーでトリッキーなスパイダーマンのアクションも見応えがありました。かっこいい。アメコミヒーローの中では、私はスパイダーマンが、一番と言っていいほど好きですね。

 楽しい映画でした。