久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」

 先日、グランドシネマサンシャインで見てきました。「この素晴らしい世界に祝福を!」劇場版。

 パーティーメンバーの一人で爆裂魔法の使い手であるめぐみんの故郷を訪れることになった主人公たち。めぐみんに故郷を案内されたり、襲撃してくる魔王軍が撃退されるところを見たりしながら、のんびりと過ごしていたのだが……というお話。

 癖のあるキャラクターたちのやり取りが面白い作品でした。お約束の異世界転生ファンタジーを上手くパロディ化している感じで、その辺のネタの扱い方や突っ込みの仕方も楽しい。

 主人公の男の子以外、パーティーメンバーはみんな女の子なわけですが……ちゃんと対等なパーティーの仲間、悪友といった感じに描かれていて、変なハーレムっぽくなっていないのも良いですね。

 お話の方はドタバタ喜劇ですが、終盤には劇場版に相応しいど派手な描写もあり、そこもすごく良かったです。

 非常に楽しい作品でした。

 

 

 テレビシリーズの方も、改めて見たくなってきますね。

 

 

 原作小説も読んでみたくなってきましたが……最新刊は、第16巻。今から追いかけるのは、ちょっと大変そうですね……。