久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝-永遠と自動手記人形-」

 先日、グランドシネマサンシャインで見てきました。テレビ放映されていたアニメ、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の外伝作品。京都アニメーションの新作です。

 テレビシリーズは……大切な人を失った少女ヴァイオレットが、手紙の代筆業を通じて多くの人の気持ちに触れることで「愛してる」の意味を知っていき、またヴァイオレットと関わった人たちも自分の心と向き合っていくことになる、というお話でした。人の魂の再生を描く物語でしたね。

 今回の外伝……前半では、全寮制の女学校にいる訳ありの少女の家庭教師をヴァイオレットが務めることになり。後半は、前半に登場した少女と関わりのある幼い女の子が、郵便配達員になりたいと言ってヴァイオレットを訪ねてくるお話となっていました。

 今は会えない人に対して送る手紙。その手紙に込められている思いが美しい映像とともに、とても丁寧に描かれていました。

 すごく上品な作品であり、落ち着いて物語の世界に浸る感じの作品だったように思います。

 続編である新作劇場版が公開される日を、ゆっくりと待ちたいと想います。

 

 

 テレビシリーズも改めて見返したくなりますね。