久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「ハドソン川の奇跡」

 テレビ放映されたものを視聴。クリント・イーストウッド監督作品。実際に起きた航空機の事故を題材にした映画です。

 バードストライクによってエンジンが停止してしまった航空機。機長の判断で航空機はハドソン川に不時着水し、奇跡的に乗員乗客全員が助かる。だが、事故調査委員会は、航空機は空港まで飛行できたはずだと主張し、機長の判断の是非が問われることになるのだが……というお話。

 派手な展開はありませんが、静かな緊張感が最後まで維持されていて、大変楽しめました。大勢の乗客の命を預かる立場である機長、その重責の一端を知ることができたようにも思いました。

 実際に起きた事故・事件をもとに、こうした映画を撮ることのできるアメリカの映画界はすごいなぁと思ったりもしました。