久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「小説 伊勢物語 業平」

 日経新聞夕刊で連載されていた、髙樹のぶ子さんの「小説 伊勢物語 業平」が先日最終回を迎えましたね。

 タイトル通り、「伊勢物語」を小説の形で描いた作品。優れた才能があってもままならないことも多い人生を、それでも最後まで生き抜いた男の物語でもあったように思います。

 歌に使われる言葉はやっぱり美しく……学生の頃、古典はどちらかといえば苦手だったのですが、こういった作品を読むと、改めて勉強しなおしたくなってきたりもしますね。

 新年1月4日からは、朝井まかてさんの「秘密の花壇」が連載開始です。