時間ループものを題材にした、一人用ゲーム。先日、遊んでみました。
場に並べた一週間を表す七枚のカードの上に、現在・過去・未来それぞれの自分を表す三つのコマを置いて。手札から出したカードの数字を使って、それらのコマを動かしていきます。手札から出したカードは、コマが止まったカードの下に配置していき……コマとカードの位置によってイベントを処理したり、物語を解決したりしていきます。山札がつきる前にすべての物語を解決し、三つのコマを「七日目」のカードの上に同時に置くことができれば、ゲームクリアとなります。
特殊なすごろくといった感じのゲームですね。コマを動かしていく場のカードは七枚だけですが、時間ループものらしく、七枚目を過ぎるとコマは一枚目に戻っていくことになり……その度に山札からカードを一枚捨てなければならないというのが難しいところ。また、場のカードの下に配置できるカードの枚数にも限度があり、それを超えた分も捨て札になってしまうので……先のことをちゃんと考えてコマを動かしていかないと、あっという間に山札が減り、ゲームオーバーが近づいてしまうことになります。
ゲームクリアの助けとなるアイテムカードが豊富にあり、それを使えばゲームの難易度は下げられるのですが……アイテムカードを使用した分だけ、ゲームクリア時の得点が減ってしまうというのも悩ましいところ。やっぱり、なるべくアイテムカードは使わずにクリアしたいものですが、それはなかなか難しそうですね。アイテムカードを三種使ったところ、丁度山札がつきたところで、どうにかゲームクリアできましたが……クリア時の得点はほぼ0点でした。次は、もうちょっと上の得点を目指したいですね。
カードに書かれている、時間ループもののファンタジーを想像させるテキストも、雰囲気があって良かったです。ゲームをしながら、カードを読んでストーリーを想像するのも楽しいですね。