「フェイクシティある男のルール」

　テレビ放映されたものを視聴。キアヌ・リーブス主演の刑事サスペンス映画。

　武装強盗によって元相棒が射殺されてしまう現場に居合わせた主人公。自分の強引な捜査や問題行動等から元相棒との間に確執があった主人公は、あらぬ疑いをかけられないためにもこの事件から手を引けと上司に言われてしまう。だが、元相棒を殺した犯人が野放しになっているのを許せず思い、主人公は独自に捜査を進めていくのだが……といったお話。

　強引で暴力も辞さず、犯罪者をどこまでも追い、執念で真相へと迫っていく主人公の姿がかっこよく……でも同時に、その行動で周囲の人間を傷つけ、そして己の孤独を知ってしまう結末が何とも切なく思えてしまいました。

　お話自体は結構王道な感じですが……程よい緊張感が維持されていて、最後まで面白く見ることができました。刑事映画はやっぱり面白いですね。