久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/諸諸感想・レビュー等

「アクダマドライブ」

 現実の日本とは異なる雰囲気の、未来の日本・カンサイ。平凡な「一般人」だったはずの女性は、ひょんなことから重犯罪者「アクダマ」たちと共に、危険な仕事に挑むことになってしまうのだが……というお話。ネタバレには気をつけていますが、まだ見ていない方はご注意下さい。

 サイバーパンクピカレスクロマンといった感じの作品ですね。独特な雰囲気の未来社会を舞台に、個性豊かな「アクダマ」たちと、彼らを抹殺しようとする「処刑課」の戦いが派手にかっこよく……そして、その生き様が切なくも鮮烈に描かれています。「アクダマ」たちそれぞれの散り際が、ほんとに彼ららしくて……それまでの行いのつけを払うような形で死んでいく者や、最後に一矢報いる者、意志を貫いて満足して消えていく者等……どれも印象的で、心に残りました。

 ただの「一般人」だった主人公の女性が、自分の身を守るためについた「詐欺師」という嘘……守るべきものと出会った彼女が、その嘘を本当にしていく最後の流れも良かったですね。

 毎回続きが気になり……最後まですごく楽しめました。面白い作品でした。

 

 

 余談ですが……このアニメを見ていると、「オーサカMOON」というテーブルトークRPGで遊びたくなってきてしまいます。アニメに登場したキャラクターをゲームで再現するなら、スタイルはどう組み合わせるかなぁ、なんてことを考えてしまったりもしました。